こんにちは、サロンドトゥシェの春名です。
セラピストという職について、気づけば今年で15年目になります。
好奇心旺盛で飽き性の私がこれだけやりがいを感じ、続けられているのだから、セラピストは天職なのだろうと思っています。
大学を卒業してすぐにこの業界に入りましたが、恥ずかしながら、はじめからこの仕事に今ほど熱い思いがあったわけではありません。
私が大学を卒業する頃、就職氷河期だったということもあり、就職活動がとても大変で、なかなか内定が貰えず、自信はなくすし、本当に辛かったことを今でも覚えています。
そんな就活を続ける中で、本当にやりたいことは何か、自分が求められるのはどんな仕事なのか、すごくすごく悩みました。
そして、世間は癒しを求める、いわゆる「癒しブーム」。
人の感情や、人と人との関わりといったことに興味があり、人と関わる仕事がしたいと漠然と考えていた私。
人を癒す、人の為になる仕事ができたら…
そんな想いの中、出会ったのがリフレクソロジーでした。
私のセラピストとしてベースにあるのは、このリフレクソロジーです。
私はリフレクソロジースクールで技術を習得し、その直営サロンで約3年勤務しました。
ここで主に行っていたのは、足裏の施術です。
そもそも、私がリフレクソロジーに興味を持ったのは、ただ気持ち良く足を揉むだけのケアではないと感じたからです。
リフレクソロジーの理論には、10本のエネルギーラインを介して反射区と器官が繋がっているという考えがあります。
東洋医学で言うところのツボや経絡の理論というとわかりやすいでしょうか?
足裏や手、耳、顔といった身体のパーツの一部から全身へのアプローチが気軽にできるということに興味を持ちました。
また、手の温もりで足をやさしく包み込み、触れ合うことのできるリフレクソロジーは、心のケアにも役立つこと。
高齢者へのケアやターミナルケア、代替医療など、ケアの可能性が広がる素晴らしい技術だと思いました。
そして、実際にサロンでたくさんのお客様に施術をしていく中で、足裏から身体の状態やクセ、性格の傾向など様々なことが読み取れることも実感しました。
そんなことがわかってくると、もっと多様なアプローチでお客様にケアを行いたいと考えるようになっていきました。
そこで、よりトータルなケアを習得したいと、次に勤めたのがホテルスパ。
ホテルスパを選んだのは、幅広く高いレベルの技術、サービスを求められる場所で自分を磨きたいと思ったから。
実際、研修にはみっちり時間をかけ、細かい部分まで徹底的に指導して頂きました。
技術試験も当然厳しく、お客様に入客できるようになってからも緊張の連続でした。
その時は、所作や言葉遣いに至るまで、「そんな細かいことまで?」というような指摘を上司や先輩からたくさん受けましたが、今となっては本当にありがたく思いますね。
私の施術を受けた方がみなさん「何から何まで本当に丁寧」とおっしゃってくださるのは、間違いなくホテルスパでの経験がベースになっているのだと思います。
その後、店長や技術トレーナーを経て、新規サロンやスパのプロデュースをさせて頂く機会も頂きました。
慣れないことに悩むことも多かったですが、セラピストとしての視点だけではなく、サロン運営についても考え、学ぶことができたことは、とても貴重な経験でした。
このように、大手リラクゼーションサロンや高級ホテルスパ、個人サロンと様々な形態のサロンにて数多くの手技手法、知識を習得し、様々なお悩みを持つお客様に接してきました。
組織で働く以上、決まり事やマニュアルが当然あります。
経験を重ねるごとに、そんなマニュアル通りの施術では結果を出すのに限界があり、物足りないと感じるようになっていきました。
そして、何より、セラピストとして、おひとりおひとりのお客様に一対一でじっくりと向き合い、自分の納得いく方法で、満足度の高い技術・サービスを提供したいという気持ちが大きくなり、独立を考えるようになりました。
また、自分自身が様々な組織でストレスやプレッシャーを感じながら働いてきた経験から、同じようにストレスを抱えながら働く女性を応援したいという思いが強くなりました。
一時的なリラクゼーションではなく、心身共に癒され、気持ちまで前向きになる、明日への活力を取り戻せるような心と身体のメンテナンスサロンを作りたいと思っています。
「日々忙しくストレスを抱えながら頑張る女性にとっての自分だけの癒しの隠れ家サロン」
あなたにとってのそんな場所になれますよう…
代々木上原のプライベートエステサロン サロンドトゥシェ
東京都渋谷区西原3-45-16 Sherry C号
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