カラダのこと

ストレスと免疫力

東京は昨日から一気に涼しくなりましたね。

何だか今年の夏は雨が多かったり、気温の変化が大きかったり・・・

9月に入り、これから秋に向かっていく季節の変わり目。

そんな時は気温の変化や気圧の変化が大きいので、体調管理をより一層気をつけたいところ。

 

さて、ここのところ立て続けにお客様から湿疹など皮膚トラブルについてのお話をお聞きしたので、今日は皮膚トラブルとストレスについてのお話です。

夏は、汗が原因の「あせも」による皮膚トラブルもよく聞きますが、今回はそれとはまた別のお話。

ストレスが原因で湿疹や蕁麻疹ができることがあります。

以前サロン勤務していた時に、セラピスト仲間にもいました。

 

なぜストレスが皮膚トラブルを起こすのでしょうか?

それは、ストレスが自律神経に影響を及ぼすことが一因と考えられます。

自律神経のバランスが乱れると、胃腸の働きなど内臓機能や肌のバリア機能といった免疫に関わる機能が低下します。

ちょっとした刺激でも肌が過剰に反応してしまうようになるんですね。

元々アレルギー体質の方は、疲労やストレスが溜まり免疫力が低下するとすぐにこのような症状が出てしまうようです。

 

食べ物や植物、薬剤など特定のものが原因である場合には、その原因となるものを避けるなど対処ができますが、ストレスが原因となるとなかなか対処が難しい・・・

ストレスが原因の場合、ひとりひとり状況が異なるので、ストレスを完全に取り除くのは簡単ではありません。

薬で症状を抑えることはできますが、根本的に改善するにはやはり自律神経のバランスを整え、免疫力を高めるために生活習慣を整えることが大切になってきます。

 

◉良質な睡眠を十分にとる

睡眠不足の状態は、精神的にも肉体的にも負担がかかります。

◉朝日を浴びる

朝、太陽の光を浴びることで身体を活動モードにし、体内時計を調整する効果があります。

こうすることで、交感神経と副交感神経の切り換えをスムーズにし、自律神経のバランスを整えることができます。

◉食生活に気をつける

身体を温めるものや整腸作用のあるものを積極的にとり、三食バランス良くが基本です。

◉公園や自然の中をウォーキングする

ウォーキングや軽いジョギングは体内に酸素を取り込む有酸素運動なので、身体に大きな負担をかけることなくストレス緩和にも繋がります。

都会から離れて自然の中で過ごすことはリフレッシュになりますし、森林浴は幸せホルモンと言われる「セロトニン」の分泌を促すと言われています。

◉リラックスタイムを作る

夜はアロマを焚いたり、瞑想したり、アロマバスソルトを入れてゆっくり入浴するなど、リラックスできる環境や時間を意識的に作ることも一つです。

心地良いアロマの香りは自然と深い呼吸を促し、気分を落ち着かせてくれるので、お休み前には特におすすめです。

 

 

生きていく上でストレスは付きもの。

できるだけストレスのない生活を心掛けたり、上手に発散する術を身につけたりして、ストレスとうまく付き合っていきたいですね。

ついつい頑張り過ぎてしまう人は、時々は自分の心の声や身体の声に耳を傾け、自分を労ってあげてくださいね。

9月は夏のお疲れも出やすく、季節の変わり目は自律神経にも影響しがち。

なんだか身体がだる重い、疲れが取れない、やる気が出ない、なんとなく不調が続く・・・

そんな時は、心も身体もじっくり癒されにいらしてくださいませ。

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