こんにちは、サロンドトゥシェの春名です。
前回、オイルには植物由来のものと石油由来のものがあるというお話をしました。
今回は、それに関して、もう少し掘り下げていきたいと思います。
ミネラルオイルやワセリンは石油から精製して作られている、というのは前回の記事で書きました。
ミネラルと聞くと、なんだか身体に良さそうというイメージを持たれる方が多いかもしれませんし、ワセリンは皮膚科で処方されることもあるので、なんとなく安心感のあるものかもしれません。
ただ、ミネラルオイル=鉱物油のことで、石油からできているのです。
それを知ると、イメージが変わるのではないでしょうか?
勘違いしてほしくないのですが、私はただやみくもに石油成分を否定しているわけではありません。
色々と調べていると、きちんと精製されたワセリンは、安定性が高く、変質もしない安全性の高い成分で、だからこそ医療分野で使われているという情報もあります。
ミネラルオイルは、ベビーオイルの原料にもなっているくらいですしね。
それぞれにメリット・デメリットは当然あるかと思いますが、私がお伝えしたい植物オイルと石油由来のオイルの大きな違いは、美容効果があるかないかという点です。
ホホバオイルやセサミオイルといった植物オイルには、ビタミンや必須脂肪酸など栄養成分が豊富に含まれており、お肌を保護しながら栄養成分も届けてくれます。
一方、ミネラルオイルやワセリンは、表面的には保護されるので、その質感から保湿されたように感じるものの、お肌には何も補われていないため、保湿効果やお肌にハリや弾力をもたらすなどの美容効果は得られません。
むしろ、落ちにくいという特性から、毛穴の詰まりやターンオーバーの乱れの原因にもなります。
乾燥肌や敏感肌が改善しないという方は、石油由来のものはあまりおすすめできません。
石油由来のものをお使いのようだったら、一度お手入れを見直してみるといいかもしれませんね。
お客様とお話していて、意外と知らない方がいらっしゃるので、今さらかもしれませんが改めて記事にしました。
それぞれの特性を知り、納得した上で選んでもらえたらいいのかなと思います。
せっかくキレイになりたいと思って選んでいるものが、思っているものと違うというのは残念ですし、もったいないですからね。
そんな方が少しでも減るよう、正しい知識・情報をお伝えしていきます!
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