ここのところ、私自身色々と考えることが多くて、ちょっと情報に振り回されている感があります。
私は元々人に頼ることが苦手で、自分で色々と動いて情報を得たり、延々と考えてしまったりするところがあります。
自分で言うのもなんですが、良くも悪くも真面目で頑張り屋なのだと思います。
時々友人や知人に会う機会があれば、話を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりするのですが…
会った後に、すごく前向きになれる時と更に考えてしまって心が疲弊する時とがあって。
心が本当に疲れている時は、ただただ話を聞いてほしいんだなと今更ながら改めて思ったのです。
「もっとこうしたらいいのに… 何でやらないの?」
私のことを思ってアドバイスしてくれているであろうその言葉が、自分を否定されているように感じ、プレッシャーになってしまう。
わかっているけど、うまくできないからこんなに考え、悩んでいる…笑
まだ余裕のある時には、それがきっかけとなり、有難い助言になることもあります。
ただ、疲れきっている時には、それは少し酷かもしれない。
すでに頑張っている人に「もっと頑張れ!」っていうような…
人に話すことでごちゃごちゃになっていた頭の中が少し整理されたり、感情を吐き出すことで心が落ち着いてくることもあると思います。
様々なタイプの人がいると思うので、これが絶対ではないでしょうが、私のお客様には私と似たタイプの方が多いように思います。
先日、昨年ご出産されたお客様が約8ヶ月ぶりにご来店くださいました。
育児が大変なのはもちろんなのですが、それ以外にも災難が続いていて、もう心がいっぱいいっぱいだったようで。
「このままだとまずい。春名さんのところに行きたい…」
そう思ってご連絡くださったのだそうです。
私の所にお越しくださるお客様は、身体が辛い時はもちろん、お仕事や人間関係のことなどで心が疲れてしまった時にご来店くださる方も少なくないです。
プライベートサロンなので、一般的な店舗型のサロンよりもセラピストとの距離がいい意味で近くなると思っています。
一度ご来店くださると長いお付き合いになるお客様も多いので、お仕事のことからプライベートなことまで色々なお話をお聞きします。
私は心理カウンセラーではないので、専門家としてのメンタルケアができるわけではありません。
ただ、お客様がサロンにお越しになり、施術を受けている時くらいは色んなことを忘れて心からリラックスし、少しでも前向きな気持ちになってお帰り頂きたいと思っています。
同じお客様でも、その時々で身体の調子も心の状態も違います。
ただ決まった施術をするだけではなく、お客様の状態を察して、その時に心地良いと感じる距離感や対応を心がけるようにしています。
心がしんどい時、会うと心が落ち着く、少し前向きになれる、そんな存在がいることはとても大切なことかもしれない。
そんなことを最近はよく思います。