東京は、今日は20℃を超える春の陽気でした。
近所の桜もキレイに咲いていて、とても気持ちの良い季節ですね。
花粉症の方にとっては春はツライ季節かもしれませんが、春生まれの私はやっぱり春が好きです。
さて、気温が上がるのと同時に紫外線量も徐々に増えていきます。
みなさん、ちゃんと紫外線対策してますか?
夏だけとか、外出する時だけ、という方もまだまだいらっしゃるようですね。
サロンではいつもお伝えしていますが、紫外線対策は年中必要ですよ。
紫外線については過去の記事でも詳しく書いていますので、参考までに。

では、オーガニックコスメアドバイザーの私が日焼け止めを選ぶ基準をお伝えしていきます。
1.紫外線吸収剤を使用していないもの
紫外線吸収剤は、紫外線そのものを吸収して肌に紫外線が届くのを防ぐ成分のことで、紫外線が当たると化学反応を起こし、熱エネルギーに変化させ、放出させることで紫外線から肌を守ります。
仕組みとして、科学反応を起こして紫外線を防ぐため、肌に刺激を与えてしまい、赤味や湿疹が出たり、アレルギーを引き起こすリスクもあります。
ちなみに、ハワイやフロリダ、パラオなどでは、海洋汚染やサンゴ礁の白化の原因になるとして一部の紫外線吸収剤の販売・流通が禁止されています。
人体においても環境ホルモンの懸念があるので、紫外線吸収剤を使用しているものはあまりおすすめできません。
2.石けんや優しいクレンジングで落とせるもの
日焼け止めは、肌に密着し、落ちにくい仕様のものが多く、肌に負担が大きいアイテムです。
日常的に使うものを選ぶ場合は、石けんや優しいクレンジングでも簡単に落とせるものを選んだ方が肌への負担が少なくて良いと思います。
3.ナノ粒子を使用していないもの
日焼け止めに使われる酸化チタンや酸化亜鉛などの紫外線散乱剤は、粒子を小さくする(ナノ化する)ことで、隙間なく肌に密着することで紫外線防止効果を高めたり、光の反射をコントロールすることで白浮きを軽減させることができます。
しかし、粒子が微粒子になり過ぎると、肌の中を通り過ぎて体内へ浸透してしまうのではないかという疑念が出てきています。
体内に浸透することで、肺の毛細血管に詰まったり、脳に蓄積したり、免疫細胞に取り込まれて細胞を異常に活性化しすぎたりする危険性が指摘されています。
また、酸化チタンや酸化亜鉛は、紫外線を遮断すると同時に、紫外線が当たることで活性酸素を発生させる性質があります。
そこで、酸化チタンや酸化亜鉛の表面をコーティングして活性酸素の生成を抑えるという方法がとられるようになりました。
このコーティングにシリコンオイルや合成ポリマーが使われていることもあるので、この点にも注意が必要です。
こういった理由から、ナノ粒子を使用したもの、コーティング剤に肌に刺激の強い合成成分が使われているものは極力避けた方が良いと思います。
サロンでもお取り扱いしているおすすめアイテムはこちらでご紹介しています。
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